苔テラリウムの管理方法

制作頂いた苔テラリウムの管理方法をお伝え致します。
①まず、会場からは、ご自宅までは、慎重にお持ち帰り下さいませ。
 自動車、自転車、電車、徒歩、どのような方法でも同じです。
 【揺れには弱い】です。

②ご自宅に到着後は、袋から出して、室内の最適の場所に置いてあげて下さい。
③最適の場所は、【明るい室内】です。

④「明るさ」は、人間が快適に生活できる明るさと考えて下さい。

 新聞や雑誌が読める程度と考えて下さい。
 暗すぎると、光合成が出来ないので、弱って来ます。

【蓋は閉める】容器のふたは、容器内の湿度を保つ為のものです。

 霧吹きの時以外が、常に閉めておいてください。

⑥霧吹き(水やり)の間隔(頻度)は、1~2週間に1度程度で大丈夫です。

【直射日光は避ける】 直射日光が苔さんに当たると、かなりのダメージを与えま 

 す。絶対に当てないで下さい。

【剪定・刈込】数か月経つと、ある程度苔さんが伸びてきます。
 お好みに合わせて、伸びたところを切り取って下さい。
 そうすると、根元から、新芽が伸びて来ます。(数か月掛かる)

 切り取った苔さんはゴミとせず、同じ容器や別の容器に、パラパラと撒くと、発芽します。
 (数か月掛かる)
【観察力】苔テラリウムは、【人間の赤ちゃん】の様な存在です。赤ちゃんを育てる

 時は目を離さないでしょう!それと同じです。苔さんを常にご自身が見えるところに置い

 て頂くと、【変化】に気づくはずです。乾燥してきた!とか、伸びてきた!とか。

【カビ】が極まれに発生することがあります。(ほとんど心配いらないです)
 「殺菌剤」で処理できます。希釈倍率を守って頂き散布してください。

 

【特殊方法】「真夏の外出」夏季に旅行等で一定期間家を空ける時には、クーラーもオフですよね!
 そんな時には、こんな対処方法もあります、
 ・水を張った大きな容器(お椀、フライパン、浴槽等)に、苔テラリウムを2~3cm程度浸す。

 ・冷蔵庫の野菜室でも。ただし真っ暗なので光合成が出来ません。帰宅後は早く元通りに。